【マッチングサイト構築に活用】事業再構築補助金の採択事例・傾向をまとめて紹介!
来月下旬より事業再構築補助金、第6回公募の申請受付が開始される予定です。事業再構築補助金はシステム開発の分野でも利用できます。
「採択された事業者はどんな事業計画なんだろう?」と事業再構築補助金事務局HPの採択事例紹介のページをご覧になられる方も多いでしょう。
BizNextでは、マッチングサイトを導入した採択結果についてまとめて紹介しようと思います。それぞれのマッチングサイトで、事業再構築補助金がどのように活用されているのか。
これから「マッチングサイト」を使用して、事業を始めようと考えている方のご参考になればと思います。
目次
事業再構築補助金とは?
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、当面の需要や売り上げの回復が期待しづらい中、ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業等の事業再構築を支援することで、日本経済の構造転換を促すこと可能になります。
新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、又は事業再編という思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を後押ししてくれる制度です。
補助金額・補助率について
【従業員数20人以下】100万円~2,000万円
【従業員数21~50人】100万円~4,000万円
【従業員数51人~100人】100万円~6,000万円
【従業員数101人以上】100万円~8,000万円
【通常枠】以外の枠はこちらをご覧ください🔻
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/koubo006.pdf
補助対象を満たす要件
① 2020年4月以降の連続する6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コ ロナ以前(2019年又は2020年1月~3月)の同3か月の合計売上高と比較し て10%以上減少していること。
②経 済 産 業 省 が 示 す 「 事 業 再 構 築 指 針 」に沿った3~5年の事業計画書を認定経営革新等支援機関等と共同で策定すること。
Webサイト制作ができる補助金。
・HP
・ECサイト
・マッチングサイト
など、サイトの制作や集客に使える補助金について調べてます。補助金も色々ありますが、
・持続化補助金(〜100万円)
・ものづくり補助金(〜1000万円)
・事業再構築補助金(〜1億円)
がサイト制作で通ってる事例多いですね!— 小松遊気 / DXエージェント (@komatsu_0105) September 26, 2021
マッチングサイトの採択事例で見られる傾向
事業再構築補助金は、提出する事業計画書によって『採択・不採択』が決まると言っても過言ではありません。
採択となった事業計画には「仲介型マッチングシステム」「地域密着に力を入れたマッチングサイト」などの傾向があります。
共通する傾向を認識し、事業再構築補助金の事業計画の作成に役立ていただければと思います。
傾向① 地域密着型での新分野展開
既に沢山存在する同種サイトとの差別化として、地域密着に力を入れた「ベビーシッターマッチングサイト」を展開。地域に理解のある保育士を中心に登録してもらい、利用者とシッターに寄添い利用しやすいサイト構築進めていく。
類似システム🔻
http://imom.jp/contents/top/index.html
傾向②理系学生特化型の求人サービス
理系学生に対して、独自に取材した電機業界に属する企業の人材採用募集情報、業界紙としての専門性を生かした技術力に視点をあてた情報等を提供することで、ネームバリューや待遇面に縛られない就職マッチングを生み出すマッチングサイト・アプリを提供。
類似システム🔻
傾向③ITクラウドソーシングシステム
コンサルティングの知見を生かした、その先の開発を担う優秀な技術者と案件とを結びつける、仲介型マッチングシステムの開発運用。
類似システム🔻
傾向④飲食店「開業・閉店」を簡素化
飲食経営15年の経験。飲食店独立・移転開業者に特化した店舗物件の仲介と店舗関連業者を紐づけるマッチングWEBサイトの構築。物件検索サイト上に店舗業者情報をリンクさせることで検索の利便性を図るとともに開業・閉店における煩雑性を簡素化させる飲食関連包括サイトの構築。
類似システム🔻
傾向⑤先進的なデジタル技術による就職・転職システム
支援サービスの対象者は、就職活動中の学生・転職活動中の求職者です。LINE上で受験できるAIによる適職診断を受け、それに基づいてプロのキャリアコンサルタントと一緒に求人媒体に掲載されていない非公開求人を発掘できる今までに世の中にない画期的なサービスです。
類似システム(記事)🔻
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000033277.html
傾向⑥ICT化&エンジニアの輩出を促進
フリーランスエンジニアは増加しているが、案件受注に苦労する者が多い。システム発注事業者と有能なフリーランスエンジニアをマッチングさせるプラットフォームを提供し、世の中のICT化&エンジニア輩出を促進する。
類似システム🔻
傾向⑦学びたい人と教えたい人が繋がれる
英会話・パーソナルトレーニング・ヨガなどを学びたい人が、教えたい専門業者、個人事業主・フリーランスの人たちとつながることができるマッチングサイトを構築していきます。教えたい人からのみのマネタイズとなっており、ユーザーからはお金は一切受け取らない仕組みです。
類似システム🔻
https://www.street-academy.com/
傾向⑧ネイリスト・アイリスト専門求人
男女の出会いをサポートするマッチングアプリのように、専門職のニッチなニーズに応える求人アプリ。独自のアルゴリズムで採用時のミスマッチを解消。採用にかかる時間とコスト・早期退職リスクの削減を目指します。
類似システム🔻
https://www.nailmap.jp/campaign/
傾向⑨商圏・競合分析を可視化
出店を希望している顧客が物件情報を検索した際、当該物件情報と商圏データを紐付けできるマッチングサイトです。業界初の取組みになり、商圏データを物件情報と共に可視化できます。テナントと物件のミスマッチを抑制可能になり、成約率が飛躍的に向上できるものと期待されています。
類似システム🔻
傾向⑩不動産業界の脱対面販売
対面販売が一般的な不動産業界において、ポータルサイトを通した非対面によるマッチングサービスです。脱対面販売を目指し、お部屋の”貸し手”と”借り手”双方にとって便利なシステムサービスを提供します。
類似システム🔻
傾向⑪所有からシェアの時代
自社または同業者が保有する固定資産の有効活用を目的としたオンライン上でのマッチングプラットフォームを構築し、シェアリング事業を行う。単なる機器のシェアだけでなく、機器のオペレータを付けたサービスを提供することにより差別化を図っている。
類似システム(記事)🔻
https://gazoo.com/mobility/maas/basis/19/01/17/
傾向⑫中古流通市場を活性化
世界初となるアイウェア特化型の中古流通市場をオンライン・アプリ上に構築。リアルとネットが融合した新たなビジネスモデルの創出を目指します。
類似システム🔻
まとめ
今回は事業再構築補助金の概要、マッチングサービスの実際通った採択事例でみられる傾向というテーマで解説させていただきました。
【結果】
・マッチングサービスは事業再構築補助金の対象である
・IT以外の他業界からも参入も増えている
・商業圏(マーケット)が広がる
マッチングサービスを「作成したい・悩んでいる」という方は、依頼する際の参考にしてみてください。